現在、東京のアニメイト池袋本店で『ヒカルの碁原画展』が開催中だ。 9月以降は大阪、京都を巡回予定とのこと。
今から6年前の2019年夏、東京を皮切りに、小畑健先生の画業25周年記念原画展『小畑健展 NEVER COMPLETE』が開催された。
その中の特別イベントとして、サイン会が実施されたのだが、ダメ元で応募したもものすけは、まさかの当選を果たした。

会場は小畑先生の故郷、新潟県新潟市。 サイン会初参加のもものすけは、まさか小畑先生と〇〇できるなんて夢にも思っておらず、最後は大号泣をこらえるのに必死だった。

この記事では、もものすけ視点でその思い出を語りつつ、小畑健先生の素晴らしさを伝えたい。
小畑先生を知らない人にも、先生の魅力が伝わるように、そして知っている人には共感と感動を届けられるように──そんな願いを込めて。
サイン会当日|緊張で昼食の味がわからなかった
2019年9月29日、新潟市マンガ・アニメ情報館にて『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』のサイン会が開催された。
▼『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』の簡単な説明はこちら
もものすけは、付き添いのバク夫と一緒に会場へ向かった。服装はもちろん、原画展グッズのヒカ碁Tシャツ!気合は十分。

早めに到着したので、近くの飲食店で昼食をとったのだが、緊張のせいで味の記憶がまったくない。 出発時はルンルンだったのに、急激なプレッシャーに襲われてしまった。
せっかく奮発して美味しいものを食べたのに、もったいない・・。 ちなみに、サイン会後に食べたへぎそばはちゃんと美味しかった。これは覚えている。
会話が必要!?|サイン会の予想外の展開
昼食後、会場に入り、サイン用の図録を購入して順番待ち。 定員は100人で、もものすけは77番だった。

サイン会が始まって驚いた。
なんと、小畑先生とファンが会話しているではないか・・。

み、みんな
会話してる・・!?
サイン会って、サインだけもらって終わりだと思っていた。 まさか会話があるなんて、聞いてない。想像もしてなかった。
尊敬する先生との会話|もものすけには高すぎるハードル
もものすけは、初対面の人と「適当に会話する」ことが猛烈に苦手だ。
中高時代は、実質一人で部活動をしていたようなもの。誰も来ない部室で絵を描いたり勉強したりしていた。正直、浮いていた・・。

そんなもものすけに、尊敬する小畑健先生とそつなく会話しろと仰る・・!?
無理だ。何をしゃべればいいのか、まったくわからない・・。
順番が迫る|他のファンとの会話に圧倒される
77番ということで、他のファンの様子を観察する時間はたっぷりあった。
中には、まるで旧知の仲のように談笑している人もいて、もものすけの気持ちは沈む一方だった。

私はあんなの
できない・・
一体どうすれば・・
頭の中は真っ白。順番が近づくにつれ、足取りは重くなる。
緊張MAX|逃げ出したいほどのプレッシャー
列で待っている間、スーツ姿の男性スタッフに話しかけられた。

どちらのページに
サインして
頂くんですか?

このぺーじです・・
(息絶え絶え)

あ、佐為の絵ですね!
いいですよね~
その絵
この時点で、もものすけは緊張を通り越して具合が悪かった。
お腹は痛いし、泣きそうだし、頭は思考停止。
心臓だけが元気にドッキドッキしていた。

う~・・
お昼食べるんじゃ
なかった・・
ぎもぢわるい・・
会話なんて上手にできる気がしなくて、そんな無様な姿を小畑先生に見られるくらいなら、逃げてしまいたいくらいだった。
サイン開始|小畑先生の優しさに涙
ついに順番が来た。 番号と名前が書かれた紙と図録を渡し、希望のページにサインしてもらう。

ひえ~~・・
先生が私の名前を
書いて下さってる・・
夢みたい・・
そして、試練の”会話”タイム。
必死に絞り出したのは、「先生の故郷である新潟県をちょっと知ってますよアピール」というしょうもないものだった・・。

どちらから?

あの、〇〇です!
あ、でも小さい頃
マリンピア日本海に
遊びに来たことが
あって・・
あのっあのっ・・
もはや感極まっていたのもあって言葉は出てこなくてとにかく必死だった。
支離滅裂なもものすけに、小畑先生は優しくうなずいて下さっていた。

うえ~ん
もう泣きそう
ムリムリ~・・

ありがとう
ございます!!
最後に両手で握手してくださった。
先生の手は大きくて、包み込まれるようだった。

あ・・
ありがとう・・
ございます~・・!!
泣くの堪えるのに必死だった。
サイン会終了|泣きそうな気持ちをこらえて
サインして頂いた図録を受け取り、バク夫の元へ戻った。
ほとんど泣いてるのはバレバレだったけど、ここで堪えないと大号泣しそうだったので、上を向いて踏ん張った。

よかったね~~!
会話の反省会|もっと伝えたかった想い
落ち着いた後、バク夫にサイン会の様子を話したら、案の定ダメ出しが入った・・。

マリンピア日本海~??
なにそれ~!!(笑)
もっと別のこと
話せたでしょー
先生の作品のこと
とかさ~

・・・ハイ
スミマセン・・
「先生の作品大好きです!いつも元気頂いてます!!お体に気を付けて下さい!これからも応援しています!」
──そう言えばよかったんだな、きっと。
まとめ|絵も心も美しい小畑健先生
サイン会で唐突にマリンピア日本海の話を始める変なファンにも、小畑先生は優しく接して下さった。
本当にありがたい・・。
先生、貴重な思い出を本当にありがとうございました!




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