つばきファクトリー 初武道館ライブレポ|メンバーの魅力と現場の熱狂を体感

アイドル
記事内に広告が含まれています。
広告

もものすけは基本、ライブビューイング派である。

現場に行くより、映画館でじっくり観るほうが性に合っている。

だが、2021年10月18日──つばきファクトリーの武道館ライブは違った

当日券を握りしめ、電車を降りた瞬間から、すでに心は高鳴っていた。

この記事では、現場でしか味わえない感動、メンバーの魅力、そして初心者でも楽しめるライブの空気感を、もものすけ目線で語っていく。

つばきファクトリーとは?


つばきファクトリーは、ハロー!プロジェクトに所属する日本の女性アイドルグループ。

2015年に結成され、2017年にメジャーデビューを果たした。



ハロー!プロジェクトには、モーニング娘。、アンジュルム、Juice=Juice、BEYOOOOONDSなど、複数の人気グループが所属しており、つばきファクトリーもその一員としてライブやイベント、テレビ出演など幅広く活動している。


グループ名の「つばき」は、日本原産の花「椿」に由来し、凛とした美しさと芯の強さを象徴している。

メンバーは個性豊かで、清楚さと力強さを兼ね備えたパフォーマンスが魅力



恋愛や青春をテーマにした楽曲が多く、乙女心を繊細に表現する歌詞とダンスが特徴的だ。

初心者でも入りやすい楽曲としては『初恋サンライズ』『今夜だけ浮かれたかった』『アドレナリン・ダメ』などがあり、YouTube公式チャンネルではMVやライブ映像も公開している。

つばきファクトリーは、アイドルファンはもちろん、初めてハロプロに触れる人にもおすすめのグループだ。

ライブは駅を降りた瞬間から始まっていた


武道館最寄りの都営新宿線「九段下」駅で電車を降りた時から、ライブは始まっていた

同じく電車を降りた女性2人組が前を歩いていたのだが、同じくライブに行く人だとすぐにわかった

というのも、おそろいのスカジャンを着ていて、一人の人は背中に”riko 1124”、もう一人の人は”yumeno 41” という文字がプリントされていたからである。

もものすけ
もものすけ

 公式グッズ?

 それとも自分たちで
 作ったのかな?
 
 いずれにしても
 なんだか楽しそう♪
 こちらも楽しみが
 ますます高まった!


ハロプロ ハロープロジェクト つばきファクトリー 武道館 初武道館 ライブ


ライブビューイング派・もものすけが現場参戦した理由


もものすけは普段、ライブビューイング派である。

現場の熱気よりも、スクリーン越しに冷静に観るスタイルが好きだった。

しかし今回はつばきの初武道館ということで「現場でしか味わえない何か」がある気がして、当日券を購入。

結果、正解だった。


ライブビューイングの魅力と比較


ライブビューイングの良さは、音響の安定感と座席の快適さにある。

また、映画館ならではの大画面でメンバーの様々な要素を堪能できる。


曲に合わせて細かく変化する表情、揺れ動く髪の毛、流れ落ちるキラキラした汗
作りこまれた素敵な衣装

映画館の大きなスクリーンで見ることでとても満たされた気持ちになるのは間違いない。

だが、現場にはそれを凌駕する熱量がある。

ハロプロ ハロープロジェクト つばきファクトリー 武道館 初武道館 ライブ



拍手の振動、歓声の波、メンバーとの距離感──

それらすべてが、もものすけの感覚を揺さぶった。

当日券での参戦と座席の様子


無事に当日券を購入した。

もものすけの席は「2階 東スタンド W列 32番」だった。
武道館の東側の、一番上から2段目だった。



この写真で言うと、右側のほぼ一番上の席。
座席は最前列ではなかったが、視界は良好で、ステージ全体を見渡せた。

セトリと楽曲の印象

初恋サンライズ



1曲目は『初恋サンライズ』。

2017年2月22日発売のメジャーデビュー曲。

イントロが流れた瞬間、「サンラッアアーイズ!」の時、鳥肌が立った。

ステージ上の大きなモニターの画面いっぱいにゆめのちゃんの満面の笑顔が映し出されたのである。


ちょうどこのポーズをする直前あたり。
ちなみにゆめのちゃんは前列の左から3人目のショートカットの女の子。



もものすけは4年前、日本有線大賞でこの曲をテレビで観ていた。


ゆめのちゃんは後列左から1人目。

パフォーマンス直前に受賞の喜びをコメントしていた時は感極まってボロボロ泣いてしまって、別の受賞者もうっかりもらい泣きするくらい泣いていた

しかし、直後のパフォーマンスでは、先ほどまで泣いていたのが嘘みたいな弾けるような笑顔で 「サンラッアアーイズ!」 と歌っていた。

もものすけ
もものすけ

 なぜこんなに早く
 切り替えられるの!

 この子
 プロだっっ!!



ガラクタDIAMOND(作曲:馬飼野康二)


2曲目は2021年11月17日発売の新曲『ガラクタDIAMOND』だった。


ライブに先駆けてyoutubeで公開されたため、事前に映像を拝見していた

もものすけ
もものすけ

 みんな白い衣装と
 高いヒールを
 颯爽と着こなして
 美しいな~

 新メンバーの
 るのちゃんと
 ゆうみちゃんが
 要所で歌唱を担当してて
 なんだか嬉しい♪



そして切ないけれど女性の力強さも感じるメロディーと歌詞が印象的だな、と感じていた。



この新曲、『ガラクタDIAMOND』の作曲者が馬飼野康二氏と知った瞬間、もものすけは震えた。

馬飼野氏といえば、昭和歌謡からアニメソングまで手がける音楽界の重鎮。そんな人物がつばきファクトリーの楽曲を手がけるとは、胸が熱くなるしかない。

もものすけ
もものすけ

 えっ!!
 馬飼野さんっっ!?

 勝手に事務所の本気を
 感じてるっっ!!


バク夫
バク夫

 馬飼野さん・・?
 そんなに有名な人・・?

 ももちゃん
 詳しいねぇ~・・
 (更に疎い)


なお、Wikipediaによると、ハロプロ楽曲では金澤朋子さんの『黄色い線の内側で並んでお待ちください』(2020)、宮本佳林さんの『タメライ』(2019)もご担当されているとのこと。



ちなみに、数年前に中川翔子さんのラジオ番組にゲストでご出演された回を偶然拝聴していた。
その時、名字の”馬飼野”(読み まかいの)は、ご先祖が”野で馬を飼う”お仕事を担当されていたことが由来だと仰っていた。

春恋歌(オリジナルメンバーver.)


『春恋歌』をオリジナルメンバーで武道館で観るのは2回目。



1回目は2018年5月28日(月)に武道館で行われた「アンジュルム コンサートツアー2018春 十人十色+ファイナル」のオープニングアクトでつばきファクトリーが出演した時だった。


最初のあいさつでまおちゃんが天真爛漫に、”大好きな佐々木莉佳子さん、お誕生日おめでとうございます!!”と嬉しそうに言っていて心が温かくなった

 

 



まおちゃんの言葉で会場全体もより一層ワァ~!と盛り上がった
当時はもちろんコロナ渦ではなかったので声援を送ることができた

そうやって会場が温まってからの 『春恋歌』 のパフォーマンスであったし、その当時の季節、春の終わりだけどまだそこまで暑くなくて過ごしやすい気候に歌がとってもぴったりで、曲が一気に大好きになった。



花柄のワンピースのような衣装と厚底の真っ白なブーツの組み合わせ(確か)がとにかく可愛くてかわいくて仕方がなくて感動して、彼女たちのパフォーマンスに夢中になったことを覚えている。

あの頃の記憶が蘇り、懐かしさと感動が入り混じった。

声援を送れた時代が懐かしい

新メンバーの魅力と印象

豫風瑠乃(よふう るの)ちゃん


つばきファクトリーには2021年7月に新メンバーが4人加入した。

もものすけ的にはそのうちの2人、豫風瑠乃(よふうるの)ちゃんと河西結心(かさいゆうみ)ちゃんから目が離せなかった。

るのちゃんは3番目の衣装の時の大きい赤いリボンがすごくよかった。


ライブが終わるとき、メンバーが舞台の東西南北すべての方向に順に向かいながらお辞儀して挨拶しているとき、アンコール曲の『マサユメ』のメロディーがバックで流れていた。


印象的な”チャラチャチャチャチャ チャ!”というメロディーが流れる度に、メンバーがピョンッ!と元気にジャンプしていた。


そのジャンプの度に、るのちゃんのリボンも大きく揺れていた。
るのちゃんも本当に楽しそうで目がキラキラ輝いていた。

武道館のほぼ一番上の席だったけれど、オペラグラスを使わなくても肉眼でもはっきりとその輝きを追えた。



河西結心(かさい ゆうみ)ちゃん


そしてゆうみちゃんはとにかく華があってダンスがキレキレ。歌声も素敵。
もものすけの席からも、肉眼ですぐに見つけられるくらい目立つ存在だった。


間のトークコーナーで、チーム名のつばきにちなんで新メンバーがそれぞれ好きな花とその花言葉を紹介する時間があった。

ゆうみちゃんは”好きな花はコスモスです。花言葉は「乙女の恋心」です”(確か)と言っていたのだが、”恋心”と言い終えた後に恥ずかしそうに口元を押さえて笑っていたのが可愛すぎた。


衣装と演出のこだわり


メンバー全員がとにかく可愛い。全員がビジュアル担当と言ってもよいくらい。(当社比)
どんな瞬間にモニターにアップになっても可愛い。

可愛さがお花のように匂ってきそうなくらいである。

もものすけ
もものすけ

 みんな
 日常生活どうやって
 送ってるんだろう・・

 普通に過ごしてたら
 絶対目立つ・・



このように変な心配をしてしまうくらいだった。

スタッフ
スタッフ

 おまわりさん 
 
 こっちです!



特に2番目の衣装が、本人たちの可愛さと掛け算にして魅力を何倍にも高めたかのような素晴らしさだった。

衣装替えしたオリジナルメンバーが8人揃ってステージに向かって歩いてきたとき、ちょうど新メンバー4人が『うるわしのカメリア』をパフォーマンスし終わるころだった。



新メンバーの初々しさとの対比で、更に”綺麗なお姉さん感”が増幅されていた

ステージまで行く道の途中で立ち止まって各々手を振って楽しんでいる様子が本当に理想の彼女オーラ全開だった。

ききちゃん(浅倉樹々ちゃん)の頭のピンクのひらひらのリボンが似合いすぎ。そして引き締まった細く美しいウエスト。

あみちゃん(谷本安美ちゃん)の体の線の滑らかさが表現されたパンツ姿。

ゆめのちゃん(岸本ゆめのちゃん)の髪型はショートカットでかっこいいけど衣装は肩出しで可愛さもプラスしている感じ。

本人のチャームポイントが素敵に表現されていた



もものすけ的に、メンバーそれぞれの魅力を深く理解している人が考えに考え抜いた衣装という印象だった。

大人の方々、本当にありがとうございます。


『足りないもの埋めてゆく旅』で2番目の衣装は堪能できる。

鑑賞の際は是非次のポイントに注目してほしい。
あみちゃん 28:09~28:15、30:09~30:11、30:22~30:24(後ろ姿が美しい)
ききちゃん 28:40~28:47、30:22~30:24(後ろ姿)
ゆめのちゃん28:59~29:21、31:53~32:15(歌声が美しい)


あみちゃんは3番目の衣装もよかった。帽子が似合っていて超可愛い。



きそちゃん(新沼希空ちゃん)はツインテールがお似合いすぎる。

アンコールの拍手で感動


『足りないもの埋めてゆく旅』 を歌い終えメンバー全員が退場した後だった。

これはもものすけが勝手に解釈した現場の様子である。
会場全体でみんなモヤモヤした気持ちを抱えながら”パチパチパチ”と拍手をしていた。


ファン
ファン

 声が出せるなら
 ほんとは力の限り
 ”アンコール!”って
 言いたいのに・・


ファン
ファン

 どうしたら
 メンバーに
 この気持ちを
 伝えられるの・・



その時突然、誰かが三拍子の拍手をしたのである。
その瞬間、みんなの頭の中には同じ気持ちが生まれた!

そうだ!
つ!ば!き! だ!!


そうだ、つ!ば!き!だ!!


ファン全員の頭の中で稲妻が走った瞬間だった
まるでコナンが謎解きの時に、”そうか!そうだったのか!”と閃いた時のようだった。

”パチ!パチ!パチ!、 パチ!パチ!パチ! ”(訳 つ!ば!き!)と拍手が一瞬のうちに揃ったのである。
会場全体のファンの心が通じ合った瞬間であった。

刺激で手のひらが痒くなるくらい、メンバーに気持ちが伝わるように一生懸命に拍手した

間違いなくあの瞬間は武道館が世界中で最も熱い場所になっていた
痛いくらい拍手をしながらどうしようもなく目頭が熱くなった

現場ならではの感動と課題


今回は現場でのライブ鑑賞の良さを改めて実感した。

おそらくライブビューイングではこの分量の記事を書くことはなかったであろう

やはり現場は情報量が多い分、感動も多い
グループやメンバーの魅力をより多くの人に伝えたい!という気持ちが強くなる。

現場では目が足りない


しかし、現場では大変忙しい

というのも、全体も俯瞰で広く見渡したいし、ステージ上のモニターも見たいし、推しメンをオペラグラスで追いかけもしたい。

2番目の衣装に着替えたオリジナルメンバーを夢中でオペラグラス越しに追っていたら(特にあみちゃん)、いつの間にか新メンバー4人が舞台裏に戻ってしまってステージにいなかった。

戻る瞬間も見逃したくなかったので残念だった。

メンバーを正面、至近距離からも見たい


素晴らしいライブだったので、やはり会場の上方からだけではなく、正面、至近距離からも改めて観たい。
感動を味わいたい。

ハロプロのyoutube公式チャンネルで様々な動画がアップされるはずなのでそれを楽しみに待つことにする。


現場で感じた悔しさ

1. オイオイがもっとあれば、盛り上がりは倍増していたはず


もものすけは2020年10月、12月にThe Balladライブを会場で拝見していた。
このライブは、コロナ渦になってからは久しぶりに武道館で開催されたハロプロの大規模ライブである。

created by Rinker
¥5,143 (2025/07/15 15:34:38時点 楽天市場調べ-詳細)


このライブではしっとりした曲が多かったためか、オイオイがなくても全然気にならなかった。

しかし、いつものライブではオイオイがあったほうがいい。
会場の一体感が高まるし、メンバーにもパワーを送ることができる。

せっかくメンバーみんなが一生懸命に頑張っているのに、私たちファンは全力で応援することが出来ない。
同じ空間にいるのに静かに見つめるしかなかったのは非常に申し訳ないし歯がゆかった

いつになったらあの頃に戻れるのだろうか。(遠い目)

2. 一部、歌声やセリフがクリアに聞こえなかったのが惜しい


曲中にセリフが入る曲がある。

そのせっかくのセリフが、メロディーの音とかぶさってしまってよく聞こえないことがあった。

そのたびに、”今、なんて言ったんだろう??”と頭の中に?マークが浮かんでしまう。

ライブの空間から一歩引いてしまって現実世界に引き戻されてしまうことが何度かあった。

特に観覧車の曲が好きなので、冒頭のセリフがはっきり聞こえなくてものすごく残念だった。


セリフだけではなくて、歌声もほかの音と混ざってしまってきれいに聞こえない部分が多かった。
もものすけの座席の位置の問題なのだろうか。原因は分からない。

せっかく現場に行ったからには、みんなの歌声と、素敵な歌詞にじっくり聞き入りたい。
曲の世界観に浸ってライブを楽しみたい

特につばきは恋愛ソングが多いので、これは大事なポイントだと強く思う。

3. 客席はもっとファンで埋めてあげたかった


今回のライブもソーシャルディスタンスは厳守だった。
市松模様柄に前後左右1席ずつ空けたかたちとなった。

いつの日か、その制約が撤廃された、ファンがびっしり埋まった武道館の光景をメンバーに見せてあげたい
今回のライブとはまた違った感動が生まれるはずである。

4. ライブ鑑賞の選択肢がもっと増えると嬉しい


このライブはCSテレ朝チャンネルでの生中継もあったのだが、我が家にはそれを鑑賞できる設備がない

ハロプロのライブは割とCSテレ朝チャンネルやスカパーでの生中継が多いのだが、そのたびに涙を吞んでいる。


もものすけ
もものすけ

 設備難民は
 いつも
 虐げられてる・・



もものすけは素人なのでその辺の事情を知らずにいうのであるが、”アプリをダウンロードして会員登録すればだれでもすぐにスマホでライブを鑑賞できる!” 的なサービスでの生中継配信もぜひ増やしてほしいものである。
(dTVチャンネルやニコニコなど)

そうやってライブ鑑賞へのハードルを下げることでファンが増えるきっかけにもなるのではないだろうか。

まとめ:初心者でも楽しめるライブ体験


もものすけは、現場に行ってよかったと心から思っている。

ライブビューイング派でも、現場の感動は別格だった。

ライブ終了後数週間、余韻に浸ってとても幸せな日々を過ごした。やはり現場はよい。

初心者でも、つばきファクトリーのライブは楽しめる。

そして、もっと好きになる。

メンバーみんなからもらったパワーを糧に、もものすけも日々頑張らねば!

つばきのみんな、本当にありがとう!

▼こちらもどうぞ!